相続税を回避する裏技としてよく言われるのが「政治団体を作ること」。
政治団体を作ってそこへお金を入れておけば、二世議員に非課税でお金を引き継ぐことができるらしい。
一般的に親が亡くなった子供に大金が相続されたら、何%か課税される。
その課税をゼロにする裏技があるのなら、やらなきゃ損ですね。
それを問題視して、2024年12月に野党5党が共同提出した「政治資金世襲禁止法案」は審議すら始まっていないという。
4世議員と言われている岸信千世氏(33)がこのたび、亡くなった伯父の安倍氏から約3700万円もの政治資金を受け取っているとの報道あり。
安倍氏の政治資金約4億円は6つの政治団体に遺されたという。
元夫人の安倍昭恵氏が代表を継いだ「晋和会」に大部分が引き継がれたと言われる。
安倍氏が亡くなった時点で「東京政経研究会」に約1億8700万円の資金が遺されたとされる。
そこから
・昭恵氏の「晋和会」に1億円が、
・安倍氏の後継者として旧山口4区の補選に出馬した吉田真次・代議士の資金管理団体に5000万円が
・信千世氏が補選に当選した直後の2023年5月に信千世氏の資金管理団体「誠信会」に2000万円が、
・東京政経研究会が翌2024年4月に解散する際、信千世氏の「誠信会」に残余金の約1714万円が
寄附された模様。
当然、このお金の流れに「課税」はないらしい。
国民は怒る前にさっさと政治団体を作ったほうが良さそうですね。
まー、課税対象になるほどの大金を遺してくれる親はそんなにいないでしょうけど。笑